インフルエンザの予防に適切な口腔ケア

2/9/2024 公開

こんにちは、はやし歯科ほんまち院の林です。

寒い毎日が続きますが皆様お身体の調子を崩されたりしてませんか?

インフルエンザやコロナが流行ってるとかであちこちで学級閉鎖しているみたいですね。

さて、この前テレビでもやっていたのですが、インフルエンザの予防には、適切なプラークコントロールが効果的と言われています。

20年ほど前の東京歯科大学の研究によると、
デイケアに通う高齢者98人に対し、歯科衛生士による口腔ケアと集団口腔衛生指導を1週間に1回実施、別のデイケアに通う高齢者92人には、ご自分でいつも通りの口腔ケアをしてもらったところ、歯科衛生士による口腔ケアを実施したグループでは、ご自分で口腔ケアをしたグループに比べ口腔内の細菌数が減り、インフルエンザを発症した人は、ご自分で口腔ケアをしていたグループでは9人であったのに対し、歯科衛生士による口腔ケアを実施したグループでは1人でした。

すなわち、プロフェッショナルによる口腔ケアを定期的に受けていた方はそうでない方に比べるとインフルエンザの発症が10分の1に抑えられた、と言えます。

1週間に1回プロフェッショナルケアを受けるのは難しいかもしれませんが、定期的に歯科医院で口腔ケアをチェックすることで磨き残しを減らし、プラークを減らすことができます。

適切な口腔ケアを行うことでリスクを改善できる全身疾患はインフルエンザだけではありません。

適切な口腔ケアは体を守ります。

定期的にはやし歯科ほんまち院で口腔ケアのチェックを受けて、自分の体を守りましょう!