Aiと上手に付き合っていく第一歩

11/14/2023 公開

こんにちは、はやし歯科ほんまち院の林です。

最近どこかのCMでも言ってますが、2015年のオックスフォード大学と野村総研の調査によると10-20年の間に日本の労働人口の49%の仕事がAiの導入によって無くなる可能性があるそうです。

Aiに取って代わられる可能性の高い仕事には単純作業の繰り返しや条件分岐によるパターン化が可能な業務といえます。

例えば、事務職、電車の運転手、スーパーやコンビニの店員、銀行員、警備員、コールセンター業務などなど挙げればキリがありません。

どこまでAiかはわかりませんが、モノレールの運転手やセルフレジなどすでに無人化導入されているものもたくさんあります。

歯科業界においてもすでに一部の業務は無人化されています。

その一つが技工物の作製です。(技工物とは、むし歯などで歯を削った後歯を修復するもので、いわゆる被せとか詰め物のことです。)セレックと呼ばれるシステムを用いて、歯の情報から機械が歯にあった形になるように技工物を削り出します。

セレックシステムはCADCAMでセラミックの技工物を自動で設計し、作製します。CADとはComputer Aided Designの略で、コンピュータ支援による設計という意味を持ち、コンピュータ上で設計や製図を行うツール、CAMとはComputer Aided Manufacturingの略で、コンピュータ支援による製造という意味を持ち、製品や部品の製造・加工を行う際、CADで作成した図面を基に、工作機械での加工に必要なNC(数値制御)プログラムなどを作成するツールです。セレックは1980年代前半から半ばから開発されており、意外に歴史のある分野です。

光学スキャナを用いることで、セレックによる、即日セラミック治療が可能となり、より有用性が跳ね上がりました。即日でむし歯が治療できるなんていいことばかりです。仮詰がないため、削った面が汚染される時間も短く、仮詰による接着阻害もなく、仮詰による噛み合わせの狂いもなく、仮詰による……言い出したら止まりません(仮詰は即日治療でない場合には必要不可欠で素晴らしい処置です)。

何はともあれ歯科にもAiの波が押し寄せてくることは近い未来起こり得ることだとは思いますが、いつだって最新の科学に則って間違いのない治療をし続けて、Aiとも上手に付き合いながらお仕事をし続けていきたいと思います。

はやし歯科ほんまち院では、即日セラミック治療という最新の修復方法を提供しています。

粘土みたいな冷たい型取りが嫌、仮詰が嫌、麻酔2回もするの嫌、仮歯でガム噛めないの嫌、などのお声にお応えできる強力なツールです。

むし歯をきれいに治したい方、是非はやし歯科ほんまち院にご相談ください。