知覚過敏と鎮痛剤

2/23/2023 公開

こんにちは、はやし歯科ほんまち院の林です。

皆さん歯がしみる経験をしたことはありますか?
知覚過敏の有病者率は30−60%とかなり高めです。
知覚過敏用の歯磨き粉のCMがかなり流れていることも納得です。
一方、様々な作用機序の知覚過敏抑制材がたくさん存在しますので、患者様の状況に応じて適応することで治療も可能です。

ホワイトニングに興味があるけれど、知覚過敏が怖くて、、、という方も当然いらっしゃると思います。
実際ホワイトニングに伴う知覚過敏出現率は10−60%と決して低い数字ではありません。
ホワイトニングに伴う知覚過敏はホワイトニングの初期に一過性に出ることが多いです。
もちろん元々知覚過敏のある方がそのままホワイトニングをすると結構痛みますが、歯科医院でしっかり診断し、知覚過敏に対して適切にフォローすれば今まで気後れしていた方でも案外いけるかもしれません(痛みに対する感じ方は人それぞれですので、絶対とは言えませんが)。

ホワイトニングによって知覚過敏が起きた場合は、中断すると時間とともに消退します。
予防法としては、やはり症状にあった適切な知覚過敏抑制材を使用することです。

知覚過敏に対する鎮痛薬の服用については、残念ながら効果が認められないとされています。

知覚過敏はあるけど歯を白くしたい、ホワイトニングしたら歯がしみる、ホワイトニング関係なく歯がしみるという方は是非当院にご相談ください。
原因を追及し、必要に応じて適切な知覚過敏抑制材を用いて治療させていただきます。