かかりつけ歯科医機能強化型診療所に認定されました!

2/19/2024 公開

こんにちは、はやし歯科ほんまち院の林です。

この度はやし歯科ほんまち院は、かかりつけ歯科医機能強化型診療所、略して「か強診」に認定されました。

なんじゃそら、という方がほとんどと思いますが、要するにワンランク上の歯医者として国に認定された、ということです。

「か強診」とは、11項目の厳しい基準を満たすことで厚生労働省から認可を受けた歯科医療機関を言います。

具体的には、患者様に何かあった時、緊急時に対応できる人員・設備・連絡手段などがあるかどうか、歯科医療機器では専用機器を用いて滅菌処理をしたり、一回ごとに交換したりといった感染症対策を実施しているかなどがチェックされます。

色々な講習とテストを受けたりもしました。

ありがたいことに多くの患者様から、毎月メインテナンスを受けたい!とのお声をいただいていたのですが保険のシステム上難しく、患者様のせっかくのお気持ちに応えられずにもどかしい思いをしていました。
しかし「か強診」に認定されればその悩みも解消できる、ということで認定を目指していましたが、様々な基準を満たす必要があり、初めは項目を眺めているだけで気が遠くなるような、取れる気がしないなんて時もありました。しかしこの度、周りの方々の助けもあり、ありがたいことになんとか認定に漕ぎ着けました。

厳しい基準が設けられているため、「か強診」に認定される診療所はそんなに多くありません。都道府県によるばらつきもありますが、多くても25%前後、少ないと10%程です。大阪府は20%程のようです。

歯科医師会では
・重症化予防のための必要な初期治療および継続的な疾病管理
・在宅、病院、介護施設等の患者が療養する場における継続的かつ適切な歯科医療の提供や口腔機能管理、チーム医療、退院時カンファレンスなどへの積極的な参画
・行政や後方支援機能を有する医療機関、近隣の医科医療機関などの関係機関と連携する中で他職種との連携を図る
・歯科診療を通じた認知症や児童虐待の早期発見と関連機関との連携
・歯科健診や住民を対象とした講演会などの公衆衛生活動への参画
・介護認定審査会や地域ケア会議への参画など
・介護保険施設等の協力歯科医療機関として関与 などの機能を担うとしています。

前述しましたが「か強診」のメリットは、保険適用で毎月歯周病や虫歯予防のメンテナンスを受けられることです。
重症化させることなく口腔内を良い状態に保つためには頻回の検査・歯石除去・歯面清掃などが有効ですが、「か強診」では1ヶ月ごとに受けられます。
また保険でフッ素塗布を行う場合は、次の治療まで3カ月以上期間を空ける必要がありますが、「か強診」なら予防のために毎月の塗布が可能です。これにより初期う蝕なら進行を予防することが可能となります。

認定を受けてこれまでよりできることが増えた分診療負担額が高くなる場合がございますが、もちろん不必要な処置を行うことはありませんのでご安心ください。

これまで3ヶ月に1度だったけど本当は毎月お掃除して欲しかった、という方は、是非はやし歯科ほんまち院にご相談ください。

「か強診」を取得しましたが、これからもこれまで以上に患者様のお口と体の健康のために努力し続けますので、今後ともはやし歯科ほんまち院をよろしくお願い致します。