親知らずについて

6/22/2023 公開

こんにちは、はやし歯科ほんまち院の林です。

皆さん親知らずって知ってますか?歯の中で一番奥に生えてくる(生えない人もいます)歯です。18歳頃生えてくるので親知らずと言われています。
いつの時代に名付けられたのか分かりませんが、昔は短命だったんですね。

親知らずは退化傾向が強いため他の歯に比べると個人差が大きく、人によって生え方や形や大きさが異なります。生えない人もいます。

生え方で言えば、
・まっすぐ生えている歯
・斜めに生えて一部が埋まっている歯(水平埋伏智歯)
・完全に骨の中に埋まっている歯(骨性完全埋伏智歯)
などあります。

生え方や、口腔内環境により抜いた方がいいのか、抜かなくてもよいのか変わってきます。

ではどんな親知らずは抜いた方がいいのでしょうか。

・手前の歯を虫歯にしてしまう
・親知らず周辺の歯茎が腫れる
・親知らずが磨きにくく、汚れが溜まりやすい
・矯正治療を予定している
というような場合は抜いてしまう方がbetterです。

逆に
・親知らずが上下でまっすぐ生えてお掃除ができていて、しっかり噛めている
・親知らずが顎の骨の中に埋まっていてとくに症状がない
という場合は抜かずに置いておいていいと思います。

親知らずが口の中に少しでも見えている場合、しっかり親知らずまで磨くのはかなり大変なのと、磨けていないと将来他の歯を巻き込んでトラブルを起こしかねないので、しっかり磨いてコントロールできる場合に限り積極的に残していきたいと思っています。

親知らずは人それぞれ生え方が違うので、気になる方は歯医者さんで一度診てもらうことをおすすめします。

親知らずを抜いた方がいいのかわからない方、そもそも生えてるのかわからない方、少しでも親知らずが気になったら是非、はやし歯科ほんまち院にお越しください。